2009ウルトラ70Kmマラソン
2009第17回武庫川ユリカモメウルトラ70Kmマラソン
- 2009年5月3日、「第17回武庫川ユリカモメウルトラ70Kmマラソン」が、武庫川西宮側河川敷を会場に今年も開催されました。
- 今年は、北は宮城県・南は福岡県から昨年を上回る大会史上最高の493名のエントリーがあり、晴天の中、当日は多数の市民ランナーが続々と会場に集まってきました。
- 午前8時より始まった開会式ではゲストランナーの岡本治子選手に加え、友情参加の深尾真美さんや大阪芸大女子駅伝部が紹介されました。
【大阪芸術大学女子駅伝部の中瀬洋一監督(渋井陽子選手を育てた名コーチ)と選手たち】⇒
さらに一般参加で出場する吉本興業の太平サブローさんも挨拶されて、開会式を盛り上げました。
- 午前8時30分ピストルが鳴り響き、レースのスタートです。
【中央右オレンジのゼッケンは、ゲストランナーの岡本治子選手】
- 出場者442名が一斉にスタート、最終関門の午後5時までに70Kmを走り切らねばならない、ゴールをめざす長い長い一日が始まりました。
5月3日は、毎年晴天に恵まれ気温の上昇することが多く、走る選手には真夏のように感じます。
その心配された暑さは、今年さほどには上昇しませんでした。
しかし、70kmの道のりを自分の二本の脚だけを頼りに走破するのは、やはり容易なことではありません。
- コースは、武庫川河川敷を南北往復して一周10Km、これを7周するコースです。
何度かすれ違ううちに選手同士が顔を覚え互いに励まし合い、ともに完走をめざそうとする連帯感が生まれるのが、このコースの魅力です。
【ランナーを励ます尼崎市立日新中学校吹奏楽部の演奏】
- 制限時間8時間30分以内に70Kmを完走できたランナーは、参加439名のうち231名でした。
完走率は52.6%です。(昨年は38.6%)
← その中、男子で最も早いタイムでゴールしたのは40才台の部・今長浩一さん(森野AC)
4時間56分53秒で大会三連覇を飾りました。
女子は44才以下の部・大八木和佳子さん →
5時間36分21秒、同じく大会三連覇でした。
- 大会の成績記録表はこちら
- レース後恒例の大会主催打上げ会では、参加選手・スタッフが一緒になって健闘を称え合いました。
完走されたランナーの皆さん、おめでとうございます。あらためて称賛の拍手を送ります。
また、惜しくもリタイアされたランナーの方々、次回こそリベンジを!
来年もこの大会で皆様をお待ちしています。
大会に参加したランナーから寄せられたアンケートより(一部)
- 朝早くからレース後のパーティーまで、本当にお世話になりました。走っている時は辛いのですが、走り終わると「参加してよかった」と思えることが不思議です。スタッフの皆様、ありがとうございました。(女子44才以下の部出場)
- 初めての参加でしたが、運営が非常に立派でした。ランナー気持ちを大切にしたすばらしい大会でした。スタッフの皆様、大変お世話になりました。(男子50才台の部出場)
- 初めてのウルトラマラソンで自信がなく不安な気持ちで望みました。疲れて心が折れそうになりながらも、何とか制限時間内にゴールできたことは嬉しいです。いつも一人で走っているので沢山のランナーと一つの目的を目指して頑張ったことは一つの収穫になりました。(男子50才台の部出場)
- 走行中の応援などありがとうございました。大変力になりました。タスキを付けての最終周で折り返し付近の方に「お疲れ様でした」と言われて少し感動しました。(男子40才台の部出場)
- 初めてのウルトラでしたが大変楽しく走らせて頂きました。結果は脚力追い付かず時間切れリタイヤでしたが、来年も是非来たいです。個人的にはサブローさんと走れて感激でした。(男子39才以下の部出場)
- ゴールデンウィークの恒例行事となりつつあります。また完走できませんでしたが、来年こそちゃんと走り込んで、完走したいものです。スタッフのみなさんの熱意とあたたかさを感じる大会です。ありがとうございました。(女子44才以下の部出場)
- 単調ではありますが往復コースで、出場している友人と頻繁にエール交換ができるので、特に問題なく、精神的な鍛錬にもなると前向きに考えられます。(男子39才以下の部出場)
- 1km地点で朝から終了まで毎周回ずっと応援の声をかけ続けてくれたスタッフの男性のお陰で頑張って走りきることができました。ひざにスプレーを3回もかけてもらいました。本当にありがとうございました。(男子40才台の部出場)
- 毎回、スタッフの温かいサポートが嬉しく最後まで走る励みになる。特定(招待選手など)の方以外は名前と顔が一致しませんが、リピーターが多いせいか、よく見かける顔なじみさんが多く私にとってはそれがファミリー的で落ち着ける。(男子50才台の部出場)
- 故障もあって練習不足で挑んだ大会でしたが、うまく走れました。それもやはりすばらしい運営をして頂いたスタッフの皆様のお陰だったと思います。ありがとうございました。来年も是非参加させて頂きたいと思っています。(男子40才台の部出場)
- 単調なコースですが、何度もすれ違い、声援を送り合いながら、又応援ももらい、精神的に鍛えられます。何度もリタイヤを考えましたが、応援のおかげで完走できました。決して一人では完走できません。応援&仲間のおかげで、最高の大会になりました☆(女子44才以下の部出場)
ウルトラ70Kmに挑戦し最後まで健闘された選手の皆さん、並びに運営を支えてくれたスタッフの皆さんと関係各位のご協力に、武庫川スポーツクラブと大会事務局から心よりお礼申し上げます。